☆君が僕を…☆
恋は盲目?
なんか言えって?

チャンスじゃん!!

俺の頭の中から、そんな声が?グルグルしてる。


「何?調べてた…の?」


「えっ?ちょっとね…。」


「………?」


会話終了じゃないか!?

あぁぁ〜!

行ってしまった。

茜ちゃんは、鞄を持って友達と教室を出た!


ぽっかりと穴が空いた感じ?

何やってんだ俺は〜。

自己嫌悪ってやつ。


逆告白どころじゃねーよ。


会話すらスルーされてちゃ、ダメじゃんか?


俺は辞書を眺めながら、舌唇を噛んだ。
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