☆君が僕を…☆
学校にも、気持ちだけ先走り、早く着いた。


どうしても?


朝、渡したかった。


だって、茜ちゃんは一人で来るからだ。


二人きりって…!


いいと思うし?


ずっと持っていたいけど、授業に使うかもしれないし。


昨日は、寝る前にそんな事を考えてた。


だんだんと教室に入ってくる仲間。


それと共に襲ってくる緊張感。

うっ!


「キュル〜!♪」


お腹に、微かな痛み発生。


やべー!!


痛みが増していくじゃん。


結局、トイレにダッシュ!


張り切り過ぎだ!


俺は、個室でため息を何度も、ついた。


恥ずかしい!


俺の計画、大失敗!!
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