☆君が僕を…☆
話は、平行線のまま食堂を後にした。


恥ずかしいなら、最初から止めればいいのによっ!


なんだか、胃にちゃんと食べ物が入ったのかさえ分からない。

仁の事を考えている暇はないんだ。


昨日、渡せなかったピンクのシャープペンをどうにかして、茜ちゃんに渡さないとマジヤバい。


きっと、探してるかもしれないし!


俺は…必ず勇気を出して、今日中には茜ちゃんの元へ返そうと誓った。


午後の授業が、始まると早速、茜ちゃんとのシミュレーションを考えていた!
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