☆君が僕を…☆
顔面がピクピクしていて、なんも言えない。


「雅也がねぇ〜?でもさぁ!偶然だな!!
で、どうするの?」


はっ?
どうするって。


「何が?」


仁は手を『パンパン♪』と鳴らして合掌のポーズをした。


「…行くだろ?縁結び!もう、バレンタインまで4日だよ?
俺が先に茜ちゃんに、告白してもいいわけ?」


うぅ…。
マジで仁は真剣なわけ?


「っつう事は、俺も告白しろって言いたいの?
俺は、バレンタインに茜ちゃんに言うつもりはないよ…」


なんか、やばい展開だよ。


仁が、茜ちゃん狙いだったなんて。


予想外と言ったら嘘だけど。


どうすればいいか?


訳わからない。


.
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