☆君が僕を…☆
ガッツ!?

「テンションひく!」


真理ちゃんは…何度も俺に向かって言うけど。


今日は、反論する気力もねぇ位。俺のモチベーション上がらない。


店内はバレンタインにちなんでピンクだらけ。


あぁ〜!
ピンクと言ったら、茜ちゃんのシャーペンの色と同じだし。


本当だったら、喜んでくれた気分のまんま、ルンルン気分でいたかったのによ!


仁も、茜ちゃんを好きだなんて


「真理ちゃんの友達は、仁にチョコあげるんだろ?」


ちょっと、気になって聞いてみる。


これは、肝心な事なんだよな。

真理ちゃんの友達に、茜ちゃんもリストに入っているんだからさっ!


気分はマイナス思考全開。


もしも?


茜ちゃんだったら!


考えちゃうんだよ。



「言わないし、教えない!」



「でも、仁にあげるんだろ?」


モテない男は、自分の好きな女の子が誰かに?


チョコをあげるのかも、気になるんだよ。


「そうだけど?それ以上は、教えないよ!」


はぁ〜。


分かりましたよ。

もう、決めたよ!

俺も、茜ちゃんに告白しよう!!


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