☆君が僕を…☆
昼休みは、ライバルとなった、仁と顔合わせながら食事!


「…あのさぁ!茜ちゃんの事、いつから好きになったんだ?」

仁が俺に向けて質問してくる。火花がチラチラとなっていくのか?


「同じクラスになってから…。一目惚れみたいな?」


俺は、ご飯をほおばるが、仁はいつもゆっくりペース。


好き嫌いも激しい、嫌いなもんはいっつも、俺が食べる。


今日もサラダはパスして、俺の前。


「……仁は?」


「前から可愛いと思ってたんだよね?話したら、もっと!いつからかは、分からない!」


まっ。
恋ってそんなもんだ。


「…へぇ!」


「で、縁結び?絶対行かないのか?」


また、その話かよ?
しつこいんだよなぁ!


「…嫌だよ!!俺は、直球勝負するよ!」


「あっ!そう、分かった!」


やっと、仁も諦めたか!!


でも?直球勝負なんて言って、後から、すげー恥ずかしいんだけど。


俺は、残りのサラダを全て口に入れた。


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