☆君が僕を…☆
「清水君、明日はチョコの買い出しに行くから、バイト休むね!!」


真理ちゃんが帰り際、携帯をいじりながら言った。


女の子たちが動き出してる。


「分かった!忙しいね〜!?」


俺には、縁のない話。


「まっ!!1年に一度のイベントだから!」


まぁ、そうだよなっ!


明日、材料を買って翌日作るみたいな事を言って、真理ちゃんは帰って行った。


イベントねぇ…!!


友チョコなんて、欲しくないし貰えるなら?


やっぱり本命がいいよなっ!


仁は一体、誰から貰うんだろう?


まぁ!
当日はなんだか荒れそうだけど。


茜ちゃん、俺は直球勝負するつもりだよ。


バレンタインまで、後2日に迫っていた。


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