☆君が僕を…☆
「誰にチョコ渡すんだろうな?あっ〜!!雅也君?」


ったく、仁の『君』付けは治らないみたいだ。


そして、何かを思い出したように…口を開いた。


イヤな予感!


「真理ちゃんと、バイト一緒だったよな?」


「あ、あぁ…だけど、今日は休みだよ!!」


「だけど、明日は?」


明日は、バレンタイン前日。


真理ちゃんは、何も言ってなかったな?


「多分、来ると思うけど…でも仁の聞きたい事は言えねー!」

どうせ?
探り入れろって、やつだろ!


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