☆君が僕を…☆
「違うよ!」


もう、探りなんていれてる時間などない!と仁は言い切った。

「じゃあ、なんだよ?」


「俺たちの、告白場所にどうかな?」


俺は、飲んでいたジュースが、気管に入ってむせた!


はぁ〜!?
仁の脳内を、一回覗きたい気分だよ!


「雅也君の、バイトは何時に終わる?」


「なに?言ってんだよ!真理ちゃんも居るんだぜ?」


「だからさぁ!真理ちゃんから茜ちゃんに、頼んでもらうからさっ。バイト終わった後に…」

真理ちゃんの、友達はどうなるワケ?


ったく!
頭ん中ぐちゃぐちゃだよ。


「真理ちゃんは、俺が茜ちゃんに告白する事、イヤ?好きな事も知らないんだよ!」


冷やかされるの、間違いない。

真理ちゃん、小悪魔だし。


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