☆君が僕を…☆
絶対!仁には、内緒にするんだ!
あいつに話したら、また、からかわれるに決まってる。
席に戻った茜ちゃん。
一体何を調べてるんだろ?
俺は、斜め向かいに座っている茜ちゃんの後ろ姿を見ながら、
一生懸命、辞書と睨めっこしている彼女をずっと見ていた。
とりあえず、今度会話する時は敬語は止めなきゃ!!
でも?
緊張が付いて回って、ついつい口走ってしまった。
直さなきゃ〜!!
また、言われるじゃん。