こっち向いてよ、佐久間くん。
「行ってきます!!」
「行ってらっしゃい、気をつけてね」
「心配しすぎ、お母さん。もう高校生なんだから大丈夫だよ! 行ってくるね。また後でね!」
いつもと同じ、月曜日。
でもいつもとは少し違う、ワクワクと緊張が混ざった、そんな気持ち。
私、星乃梓は今日から高校生になるんです!!!
中学の時より何センチも短くなったスカートは色が選べて、自分の好きな制服に近づけることができてとてもかわいい。
私が春ヶ丘高校を受けることを決めた理由の一つが、この制服。
通っていた中学の制服はとても細かく規律があって、少しでも破ったら反省文…みたいな厳しいところだったから、自由度の高い制服に憧れていたんだ。
もう一つは、知り合いがいないだろうということ。知り合いと同じ高校を選ばないために、隣の県まで2時間かけて通うことを決めた。
難易度も高めの高校を志望校に設定して、同じ中学の人が受かることのできないような高校に受かるために必死で勉強した。
その努力が報われて、今日から待ちに待った春ヶ丘生!
「行ってらっしゃい、気をつけてね」
「心配しすぎ、お母さん。もう高校生なんだから大丈夫だよ! 行ってくるね。また後でね!」
いつもと同じ、月曜日。
でもいつもとは少し違う、ワクワクと緊張が混ざった、そんな気持ち。
私、星乃梓は今日から高校生になるんです!!!
中学の時より何センチも短くなったスカートは色が選べて、自分の好きな制服に近づけることができてとてもかわいい。
私が春ヶ丘高校を受けることを決めた理由の一つが、この制服。
通っていた中学の制服はとても細かく規律があって、少しでも破ったら反省文…みたいな厳しいところだったから、自由度の高い制服に憧れていたんだ。
もう一つは、知り合いがいないだろうということ。知り合いと同じ高校を選ばないために、隣の県まで2時間かけて通うことを決めた。
難易度も高めの高校を志望校に設定して、同じ中学の人が受かることのできないような高校に受かるために必死で勉強した。
その努力が報われて、今日から待ちに待った春ヶ丘生!