神様、僕に妹を下さい
裏話 2(2004年)
「あっ!私、思い出した」
作者と皇紀が緊迫?の中、ようやく質問の答えが出たらしき晶がパチンと手を叩いた
この子は、なんて場を読まない素直な子なのだろう
「私が苦しかったのはね、皇兄に告白した時に『お前なんだ大嫌いだ。顔も見たくない』って言われた時と、あとね、双葉さんに間違われたてキスされた時とか、それとね、そうそう」
晶が明るく振舞う中、皇紀の表情がどんどん青くなっていった
「晶・・晶・・もうそれ以上、喋るな」
終いには、止まらない晶の口を押え、皇紀は自分の方に晶を向かせた
「ん!んー? 皇兄、どうしたの?」
「もう2度とあんな事はしないから、お前も忘れてくれ。その分これからちゃんと大事にするから。出来るか?」
晶の髪を優しく撫でながら、皇紀は晶に懇願した
「う・・ん。わかった」
「サンキュ」
うなづく晶の額に皇紀のキスが落とされる
はぁ。作者が前にいるっていうのに・・よくもまぁ・・
でも、この皇紀を困らせるとは、この中で1番の強者は晶かもしれない
「で、他にまだあるのか?ないならオレたち、帰りたいんだけど」
額にキスされ、ポーっとなっている晶の横で、皇紀が作者に振り返った
「じゃぁ2つだけ。皇紀、あんた会った時から不満そうだけど、何か言いたい事あるんじゃない?こうして会えるのも最後だし、何でも聞くけど」
このまま別れたら、皇紀にも作者にもわだかまりが残ってしまう
作者の言葉に皇紀は晶を席から立たせ、財布を手渡した
「晶、となりのフロアでケーキバイキングをやっているから、行って来いよ」
「ホント♪。行ってくる」
晶は財布を胸に抱え、トコトコと駆けて行く
晶がいると出来ない話・・?
今までは晶が隣にいたから、猫をかぶっていた?
まずい・・。話を聞くなんて言わなければよかった
皇紀はテーブルに両肘をつき、顔の前で指を組んだ
「正直、あんたには感謝してる」
へ?思ってもみない皇紀の言葉に作者は耳を疑った
「最終的には、晶と両想いにしてくれたしな」
いえいえ、そんな。作者の方こそ2人はよくやってくれたと、感謝してます
作者と皇紀が緊迫?の中、ようやく質問の答えが出たらしき晶がパチンと手を叩いた
この子は、なんて場を読まない素直な子なのだろう
「私が苦しかったのはね、皇兄に告白した時に『お前なんだ大嫌いだ。顔も見たくない』って言われた時と、あとね、双葉さんに間違われたてキスされた時とか、それとね、そうそう」
晶が明るく振舞う中、皇紀の表情がどんどん青くなっていった
「晶・・晶・・もうそれ以上、喋るな」
終いには、止まらない晶の口を押え、皇紀は自分の方に晶を向かせた
「ん!んー? 皇兄、どうしたの?」
「もう2度とあんな事はしないから、お前も忘れてくれ。その分これからちゃんと大事にするから。出来るか?」
晶の髪を優しく撫でながら、皇紀は晶に懇願した
「う・・ん。わかった」
「サンキュ」
うなづく晶の額に皇紀のキスが落とされる
はぁ。作者が前にいるっていうのに・・よくもまぁ・・
でも、この皇紀を困らせるとは、この中で1番の強者は晶かもしれない
「で、他にまだあるのか?ないならオレたち、帰りたいんだけど」
額にキスされ、ポーっとなっている晶の横で、皇紀が作者に振り返った
「じゃぁ2つだけ。皇紀、あんた会った時から不満そうだけど、何か言いたい事あるんじゃない?こうして会えるのも最後だし、何でも聞くけど」
このまま別れたら、皇紀にも作者にもわだかまりが残ってしまう
作者の言葉に皇紀は晶を席から立たせ、財布を手渡した
「晶、となりのフロアでケーキバイキングをやっているから、行って来いよ」
「ホント♪。行ってくる」
晶は財布を胸に抱え、トコトコと駆けて行く
晶がいると出来ない話・・?
今までは晶が隣にいたから、猫をかぶっていた?
まずい・・。話を聞くなんて言わなければよかった
皇紀はテーブルに両肘をつき、顔の前で指を組んだ
「正直、あんたには感謝してる」
へ?思ってもみない皇紀の言葉に作者は耳を疑った
「最終的には、晶と両想いにしてくれたしな」
いえいえ、そんな。作者の方こそ2人はよくやってくれたと、感謝してます