神様、僕に妹を下さい
裏話 6(2023年)
「どうしたの?その頭」
「あ、これ?」
前髪にかかったひと房の髪を五十嵐は摘まみ
「反・抗・心♪」
とニッコリ笑う
声はいたって明るいが、放たれた言葉の意味はエグイ
私・・五十嵐に嫌われるような描写、したかなぁ・・?
今回、五十嵐が登場する場面を一番手直しした
セリフとか、描写とかイロイロ
何だかんだと五十嵐が一番、他のキャラ達と絡む場面が多かったからだ
皇紀を筆頭に、晶と然り、沢村兄妹と然り・・キャラ達を次のステップへと導く起爆剤の役目だったから
五十嵐の役目は大きいし・・重大!!
皇紀は、晶とのイチャイチャがない!と不満を言っていたけど、五十嵐はもっと『コイバナ』的な要素が見当たらない
「すみません・・・何と申し上げていいか分かりませんが、私の力不足くとしか言いようがなく・・」
「はぁ?何言っちゃってんの?そんなの、作者の権限でどうとでも出来るよね!?俺はとにかく、あの生意気なクソガキをなんとかしてほしいんだよ!!」
はいはい
恋のお相手は、『クソガキ』っと・・
ん?『クソガキ』って??
「え、えーと、五十嵐、自分に目立った『コイバナ』エピソードがなかったから怒ってるんだよね?」
「あ?」
ギンと睨まれ、ウェーブのかかった赤い髪が炎の様にゆらゆらと揺れる
「違うし。皇紀みたいにオープンにされて、泣かされるなんてあり得ないから。人の『コイバナ』は、鑑賞するから楽しいんだよ。俺は、話の中心にならなくてもいい」
「だったら、何に怒ってるの?」
「一人だけいただろ、『神・僕』の中で、男女の友情は成り立つっていう持論を持ったヤツが・・・」
あっ、クソガキって・・
晶の親友になった『桜場 聖二(さくらば せいじ)』の事を言っていたんだ!
作中でも、五十嵐と桜場は、犬猿の仲
ことごとく、ぶつかってた
そして、五十嵐が一番あり得ないと豪語したのが、『男女の仲に友情なんてない』と言う事だ
「アイツ、『晶』って呼び捨てにしたり、『俺が彼女を守ります』って言ったり、挙句の果てに晶ちゃんとは『親友』と貫かすし、絶対にあり得ない」
まぁ・・確かに・・男女の仲に『親友』は成り立つのか?は、永遠のテーマみたいなもの
作者的には、あると思っているから、晶と桜場は『親友』として位置づけをした・・けど
やっぱり、五十嵐は鋭いかも
皇紀と晶が結ばれなかったら、晶の将来の相手は、桜場にしていたかもしれないから
「あ、これ?」
前髪にかかったひと房の髪を五十嵐は摘まみ
「反・抗・心♪」
とニッコリ笑う
声はいたって明るいが、放たれた言葉の意味はエグイ
私・・五十嵐に嫌われるような描写、したかなぁ・・?
今回、五十嵐が登場する場面を一番手直しした
セリフとか、描写とかイロイロ
何だかんだと五十嵐が一番、他のキャラ達と絡む場面が多かったからだ
皇紀を筆頭に、晶と然り、沢村兄妹と然り・・キャラ達を次のステップへと導く起爆剤の役目だったから
五十嵐の役目は大きいし・・重大!!
皇紀は、晶とのイチャイチャがない!と不満を言っていたけど、五十嵐はもっと『コイバナ』的な要素が見当たらない
「すみません・・・何と申し上げていいか分かりませんが、私の力不足くとしか言いようがなく・・」
「はぁ?何言っちゃってんの?そんなの、作者の権限でどうとでも出来るよね!?俺はとにかく、あの生意気なクソガキをなんとかしてほしいんだよ!!」
はいはい
恋のお相手は、『クソガキ』っと・・
ん?『クソガキ』って??
「え、えーと、五十嵐、自分に目立った『コイバナ』エピソードがなかったから怒ってるんだよね?」
「あ?」
ギンと睨まれ、ウェーブのかかった赤い髪が炎の様にゆらゆらと揺れる
「違うし。皇紀みたいにオープンにされて、泣かされるなんてあり得ないから。人の『コイバナ』は、鑑賞するから楽しいんだよ。俺は、話の中心にならなくてもいい」
「だったら、何に怒ってるの?」
「一人だけいただろ、『神・僕』の中で、男女の友情は成り立つっていう持論を持ったヤツが・・・」
あっ、クソガキって・・
晶の親友になった『桜場 聖二(さくらば せいじ)』の事を言っていたんだ!
作中でも、五十嵐と桜場は、犬猿の仲
ことごとく、ぶつかってた
そして、五十嵐が一番あり得ないと豪語したのが、『男女の仲に友情なんてない』と言う事だ
「アイツ、『晶』って呼び捨てにしたり、『俺が彼女を守ります』って言ったり、挙句の果てに晶ちゃんとは『親友』と貫かすし、絶対にあり得ない」
まぁ・・確かに・・男女の仲に『親友』は成り立つのか?は、永遠のテーマみたいなもの
作者的には、あると思っているから、晶と桜場は『親友』として位置づけをした・・けど
やっぱり、五十嵐は鋭いかも
皇紀と晶が結ばれなかったら、晶の将来の相手は、桜場にしていたかもしれないから