神様、僕に妹を下さい
Act.038 サイド皇紀(こうき)
「お前馬鹿?」
よくよく考えてみると、晶に向かって馬鹿って言う事が多い
馬鹿な子ほどカワイイというが・・・
オレは晶の目線までしゃがみ込んだ
「なんで会ったばかりの奴を信用できんの?オレ達年頃の男が考えている事教えてやろうか?」
そう。オレがずっと考えている事
「女がいたら、チャンスがあれば常にやりたいと思ってるんだぜ」
オレは真っ直ぐ晶を見た
晶の桜色の唇から首筋へと唇をはわせて、オレのものだという印をつける事ができたら、この苛立ちから開放されるのだろうか?
ゴクンと晶が生唾を飲んだ音が聞こえた
「・・やりたいって・・なにを・・私はただ・・」
晶はオレから目線をそらし、少し顔を歪ました
「何をって。今更」
オレは呟きながら、晶の髪をつまんだ
「セックスに決まってるだろ」
「/////」
オレの発言に晶の顔が見る間に赤く染まって行く
大きな瞳が少し潤んでいる
まるでリンゴみたいで、かわいい
「すげえ、顔真っ赤。お前でも意味知ってるんだ」
「なんで、そんな事言う・・の?私はただピアノを聞きたかっただけなのに。どうして・・酷いよ、皇兄」
晶の声が涙声に変わっていく
『ピアノを聞きたかった』恐らくそれは晶の本心だろう・・だが
「酷い?オレの気も知らないで、酷いのはどっち?お前知ってる?音楽室の奥は防音の小部屋で、騒ごうが喚こうが外に声が漏れない。男にとっては絶好のやれる部屋だって事」
「・・て。もうやめて!」
晶の白い首筋にポツンとひとつ、赤い湿疹が浮き出てきた
晶は興奮状態(怒り)に陥ると、攻撃疹とでもいうのだろうか、蕁麻疹が首筋から上に出てくる
湿疹の周りが見る間に赤く染まっていく。まるでキスマークみたいだ
「やめない。お前にその気がなくても、音楽室に男と二人きりの時点で合意の上になる。お前の中でもピアノ以外に何かを期待してー」
「やめて!!・・って。出てって。お兄ちゃんなんて大嫌い!!」
晶の攻撃疹が顎の下、額にくっきりと現れた。晶の怒りが頂点に達した証
「あ・・そ」
晶の髪から手を離し、ベットから下りて晶の部屋から出た
大嫌い・・か。嫌われたな
それでも、オレはお前の事が好きだよ
よくよく考えてみると、晶に向かって馬鹿って言う事が多い
馬鹿な子ほどカワイイというが・・・
オレは晶の目線までしゃがみ込んだ
「なんで会ったばかりの奴を信用できんの?オレ達年頃の男が考えている事教えてやろうか?」
そう。オレがずっと考えている事
「女がいたら、チャンスがあれば常にやりたいと思ってるんだぜ」
オレは真っ直ぐ晶を見た
晶の桜色の唇から首筋へと唇をはわせて、オレのものだという印をつける事ができたら、この苛立ちから開放されるのだろうか?
ゴクンと晶が生唾を飲んだ音が聞こえた
「・・やりたいって・・なにを・・私はただ・・」
晶はオレから目線をそらし、少し顔を歪ました
「何をって。今更」
オレは呟きながら、晶の髪をつまんだ
「セックスに決まってるだろ」
「/////」
オレの発言に晶の顔が見る間に赤く染まって行く
大きな瞳が少し潤んでいる
まるでリンゴみたいで、かわいい
「すげえ、顔真っ赤。お前でも意味知ってるんだ」
「なんで、そんな事言う・・の?私はただピアノを聞きたかっただけなのに。どうして・・酷いよ、皇兄」
晶の声が涙声に変わっていく
『ピアノを聞きたかった』恐らくそれは晶の本心だろう・・だが
「酷い?オレの気も知らないで、酷いのはどっち?お前知ってる?音楽室の奥は防音の小部屋で、騒ごうが喚こうが外に声が漏れない。男にとっては絶好のやれる部屋だって事」
「・・て。もうやめて!」
晶の白い首筋にポツンとひとつ、赤い湿疹が浮き出てきた
晶は興奮状態(怒り)に陥ると、攻撃疹とでもいうのだろうか、蕁麻疹が首筋から上に出てくる
湿疹の周りが見る間に赤く染まっていく。まるでキスマークみたいだ
「やめない。お前にその気がなくても、音楽室に男と二人きりの時点で合意の上になる。お前の中でもピアノ以外に何かを期待してー」
「やめて!!・・って。出てって。お兄ちゃんなんて大嫌い!!」
晶の攻撃疹が顎の下、額にくっきりと現れた。晶の怒りが頂点に達した証
「あ・・そ」
晶の髪から手を離し、ベットから下りて晶の部屋から出た
大嫌い・・か。嫌われたな
それでも、オレはお前の事が好きだよ