君がいないと
紗綾を保育園に送り届けてからすぐ仕事場に行く

「おはようございますーギリギリですみません」

「いいのよ〜子育てって大変だもの
また紗綾ちゃんもつれておいでねー」

「はいぜひ!ありがとうございます」

私は都市の郊外にあるカフェミモザというところでパートとして働いている。ここのオーナーご夫婦は私の事情も理解した上で働かしてくれ、紗彩のことも可愛がってくれている。感謝してもしきれない。

カランカラン

「いらっしゃいませ〜お好きな席にお座りいただいて大丈夫ですよ」

ミモザは大変繁盛しており一日に何人ものお客さんが来る

いろんなお客さんの注文を聞いたり料理を運んだりしているともう夕方の5時になっていた。
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