土曜日の夜、つまり彼が『8歳のリュウくん』になった日の夜に、彼の両親と私の両親、そして私の5人は、川原家に集まって、今後のことを話し合った。



そして、事故を起こした相手との交渉は、すべてお義父さんが引き受けてくれることになった。



私が「会いたくない」とだだをこねたので、向こうからお見舞いの申し出があった場合も、断ると約束してくれた。



お義母さんは、入院中の彼の身の回りの世話。



私の両親は、お義母さんとお義父さんの都合がつかないときの代理。



私は、主にお義母さんのお手伝い。



それから、連休明けの火曜日、彼の会社に連絡を入れること。



あとは必要なときに話し合いながらやっていこうということで、それぞれにあわただしく、週末が過ぎた。





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