偽りを愛してどうなる
 友紀くんが起きたのを見計らって、ベッドになぎ倒した。

 首を両手で抑えて問うた。

「私のこと、好き?」

 と。

「……うん、好きだよ」

 やっぱりお前を殺す。
< 7 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop