あの雨の日、橋から飛び降りようとしたのを助けてくれたのは"君"でした
深々と頭を下げた男の子に私はまたやっぱり面白そうな子、と思った。
『いいえ、お大事にね』
そう言って私は元の場所に戻った。
しっかりカーテンも閉めて。
それが5月の最初らへん。
また…会うなんて思わなかった。
君が私と…同じことを考えていたなんて。
『いいえ、お大事にね』
そう言って私は元の場所に戻った。
しっかりカーテンも閉めて。
それが5月の最初らへん。
また…会うなんて思わなかった。
君が私と…同じことを考えていたなんて。