あの雨の日、橋から飛び降りようとしたのを助けてくれたのは"君"でした
個人の成績表返される時に順位わかるから別にいいけど。
何気なく隣の2年のを見ると1位の横には
"1位 綾野幸希"(あやのさき)
と書かれていてテストの点も800点中800点という満点だった。
2位とも20点以上突き放している。
「すごい……っ」
僕は思わず声に出してしまった。
だって…すごかったから。
あやの…さきって言うのかな?
あやのって苗字とか名前でも使われるからな…。
あやの先輩は名前だろうけど。
漢字…どう書くのかな?
あやの先輩の漢字…知りたいな。
それにしてもあやの先輩の名前のってないな。
50位以下ってことかな?
それよりも僕は──。
「あれ?その1位って…」
「ねぇ、僕もっと勉強頑張る!」
自分のことで頭がいっぱいで猪里の話を遮ってしまった。
そのことに僕は気づかず話続ける。
「頭良くなってあやの先輩に見せつけてやるんだ!」
と胸を叩いてえっへん!とやると西嶋は頑張れと応援してくれた。
何気なく隣の2年のを見ると1位の横には
"1位 綾野幸希"(あやのさき)
と書かれていてテストの点も800点中800点という満点だった。
2位とも20点以上突き放している。
「すごい……っ」
僕は思わず声に出してしまった。
だって…すごかったから。
あやの…さきって言うのかな?
あやのって苗字とか名前でも使われるからな…。
あやの先輩は名前だろうけど。
漢字…どう書くのかな?
あやの先輩の漢字…知りたいな。
それにしてもあやの先輩の名前のってないな。
50位以下ってことかな?
それよりも僕は──。
「あれ?その1位って…」
「ねぇ、僕もっと勉強頑張る!」
自分のことで頭がいっぱいで猪里の話を遮ってしまった。
そのことに僕は気づかず話続ける。
「頭良くなってあやの先輩に見せつけてやるんだ!」
と胸を叩いてえっへん!とやると西嶋は頑張れと応援してくれた。