あの雨の日、橋から飛び降りようとしたのを助けてくれたのは"君"でした
嬉しそうに微笑む幸希先輩に僕は抗えず、渋々受け取った。
そして釘さしておく。
「今日は受け取りますが明日からは受け取りませんからね!その次の日からもずっと!」
僕がそう宣言すると、幸希先輩はぷはっと吹き出した。
「ふふ、うん、わかった!でも何か必要なことあったら言ってね。その時は報酬としてあげるから」
…絶対わかってないやつだ!
「それと受け取らないだけで明日からもその次の日も私と放課後付き合ってくれるってことでいいんだよね?」
「はい、そのつもりです!」
「ふふ、了解!」
「まだ全店舗制覇してないですからね!」
僕がそう言うと幸希先輩はどこか遠くを見つめて言った。
「うん、そうだね」
…幸希、先輩?
「じゃあ今日はここまで!また明日ね、優星」
そう言って幸希先輩は軽い足取りで走って暗い夜の闇へと消えていった。
なぜかその時…幸希先輩が消えてしまうような気がした。
そして釘さしておく。
「今日は受け取りますが明日からは受け取りませんからね!その次の日からもずっと!」
僕がそう宣言すると、幸希先輩はぷはっと吹き出した。
「ふふ、うん、わかった!でも何か必要なことあったら言ってね。その時は報酬としてあげるから」
…絶対わかってないやつだ!
「それと受け取らないだけで明日からもその次の日も私と放課後付き合ってくれるってことでいいんだよね?」
「はい、そのつもりです!」
「ふふ、了解!」
「まだ全店舗制覇してないですからね!」
僕がそう言うと幸希先輩はどこか遠くを見つめて言った。
「うん、そうだね」
…幸希、先輩?
「じゃあ今日はここまで!また明日ね、優星」
そう言って幸希先輩は軽い足取りで走って暗い夜の闇へと消えていった。
なぜかその時…幸希先輩が消えてしまうような気がした。