私の光
「話を聞いてるのか!」

あ…忘れてた…
なんか今怒られてる
内容は忘れた
どうでもいい

「もういい,お前のことはもう知らん!」

え…やったっ
これで家出てもいいよね?

ポケットに入れてた携帯が震えてる

あ,電話
画面を見ると,ボスって書いてある

「ボス,家出ていいですよね?」

「あぁ、そのことか…いいよ?あと久しぶりに暴れておいで」

暴れる…
興奮して頬が赤くなる

「ほんと!?やった!」

敬語じゃなくなったけどこういう時は許してくれる

「詳細は情報部に聞きたまえ」

「はい,ありがとうございます」

「あぁそれと言い忘れていた,しゅん君が今君の家の前で待機してるみたいだから」

引っ越しの準備か

「了解しました,失礼します」

なんか,親が怒鳴ってるけど無視

そのまま,しゅんに電話をかける

「しゅんしゅん入ってきて〜?」

それだけ言って電話を切った

「お望み通りこんな家出ていくから安心して?」

親の方を見てニヤリと笑った
その後何か言ってたけど無視
気にしない

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