悪役令嬢は友人の恋の行方が気になる
ロマンス小説にはヒロインがいて、ヒロインの恋が成就するのがテッパンだ。
間違っても、脇役の令嬢とヒーローが結ばれる事はない。
ということは今回の王太子の婚約者選びにおいて、ヒロインはステファニーではない。というかヒロインにはなりたくない。
ステファニーの現在の立ち位置を、小説を書くかたわら考えてみる。
王子様、ヒロイン
その邪魔をするのはいつの時代もあの存在。
悪役令嬢。
ステファニーが王太子妃にならない為には、それしか配役が残っていないような気がする。期待している家族には悪いけど。
これからどうやって悪役令嬢になっていくか考えなくては。王太子にも相談しよう。なるべく家族やグロリス伯爵家に迷惑がかからないようにしなくてはならない。
およそ悪役令嬢らしからぬ事を考えながら、ステファニーはペンを走らせた。
間違っても、脇役の令嬢とヒーローが結ばれる事はない。
ということは今回の王太子の婚約者選びにおいて、ヒロインはステファニーではない。というかヒロインにはなりたくない。
ステファニーの現在の立ち位置を、小説を書くかたわら考えてみる。
王子様、ヒロイン
その邪魔をするのはいつの時代もあの存在。
悪役令嬢。
ステファニーが王太子妃にならない為には、それしか配役が残っていないような気がする。期待している家族には悪いけど。
これからどうやって悪役令嬢になっていくか考えなくては。王太子にも相談しよう。なるべく家族やグロリス伯爵家に迷惑がかからないようにしなくてはならない。
およそ悪役令嬢らしからぬ事を考えながら、ステファニーはペンを走らせた。