生徒会長さんの溺愛、とめられない。
家まで送ってもらっちゃった……。
いきなりキスなんてしてくるから、正直いいかげんな人なのではと思ってたけど……。
優しい。 私も見習おう。
「ここが、雪の家であってる?」
「はい。今日は本当にありがとうございました!」
「あのさ……雪?」
さっきまでクールだったイケメンさんは、なんだか落ち着かない様子だ。
頭を掻いて、顔を真っ赤に染めるイケメンさん。
なんだかつられてドキドキしてしまう。
な、なんだろう……。
「俺……雪が好きだ。俺と付き合って」
「……へ?」