恋人同士

わたしは泣いた。

子どものように声を出して泣いた。

だってわたしは好きだったの。

どんなに浮気をされても、どんなに浮気をしても、わたしは亮が好きだった。

好きで好きで仕方がなくて、だから別れを切り出したの。
< 18 / 26 >

この作品をシェア

pagetop