the ALMIGHTY
「いいですか?おじいさん。
無許可のアンドロイドは法律で
禁止されてるんです。」

若い男がさとす様に言う。

「だから、何じゃ!」

「ですから、その子は我々の
保護の下で…」


若い男の言葉が終わらない内に、
おじいさんが割って入る。


「保護だぁ!?」
おじいさんの顔付きが変わった。


「監禁・拷問の間違いじゃないのか!?
あんたら軍人や政治家は、俺達の事なんて考えちゃいないんだろ!?
頼むから、見逃してくれよ。なぁ、
リゼルグ・アーベル少尉……。」

おじいさんは、落ち着きを取り戻しながらも、

ジワジワと少尉に近づく。
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