覆面作家と恋せぬ課長(おまけ 完結しました)
「ほら、ここがお父さんがお母さんにプロポーズしかけたスーパーだ。
こっちがお母さんにプロポーズしたファミレス。
あっちがお母さんが住んでいた、セキュリティが厳重すぎて、お父さんすら弾き出されていたお母さんのマンション。
その横が秋馬さんと一晩中、ゲームをしてた森だ。
森の向こうには、あんまりお母さんに相手にされてなかった頃のお父さんとお母さんが行った素敵なレストランがまだあるぞ。
そして、ここがお母さんが有名になりすぎて捨てられると思った本屋だ」
あのさー、と生意気盛りの将太が書店で眉をひそめて言う。
「よく結婚できたね、お父さんとお母さん」
そのとき、
「おっ、将太、元気か?」
と書店の人と話しながら、秋馬がやってきた。
こっちがお母さんにプロポーズしたファミレス。
あっちがお母さんが住んでいた、セキュリティが厳重すぎて、お父さんすら弾き出されていたお母さんのマンション。
その横が秋馬さんと一晩中、ゲームをしてた森だ。
森の向こうには、あんまりお母さんに相手にされてなかった頃のお父さんとお母さんが行った素敵なレストランがまだあるぞ。
そして、ここがお母さんが有名になりすぎて捨てられると思った本屋だ」
あのさー、と生意気盛りの将太が書店で眉をひそめて言う。
「よく結婚できたね、お父さんとお母さん」
そのとき、
「おっ、将太、元気か?」
と書店の人と話しながら、秋馬がやってきた。