あなたのことを今日も思う
そうだ、琥珀さんに日頃の感謝のプレゼントを贈ろう。
文房具とか、好みはあまりわからないけど、僕のおすすめでいいか。
本屋に行って文房具を買おうと家を出る。
あ、琥珀さん と、、?
不良「調子乗ってんじゃねえよ!!!」
琥「すみません」
バシン! ! ゴン!!
琥「やめてください、」
不良「今は虫の居所が悪い!」
こんな会話が聞こえて最初は我慢したものの、暴力を振るった瞬間
僕は堪忍袋の緒が切れた。
そこからは無我夢中で琥珀さんを助けようと体が動いていた。
徹「てめぇこそ調子のんな、この社会不適合のクソ不良が!!!」
不良「あ゛ん?」
徹「つーか、そんなんして恥ずかしくないの?、暴力ふるってさぁ」
不良「お前もまとめて道連れだ!!」
徹「果たしてできるかな?」
ヒョイっと拳が飛んでくるのを交わし、
上に乗ってきそうなのを転ばせる。
ついには、小型のペーパーナイフで襲ってきそうになった。
これは正当防衛だよね、
彼の持っていたナイフを片手で折る
そしてもう片方の手で鳩尾に拳を入れる。
「がはぁ」といって相手は完全に沈黙。
「女に手ぇ出すな!」
そう言い捨てて、琥珀さんの方に向き、「大丈夫ですか?」と声をかける。
「だいじょーぶ!、かすり傷だからそれより
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