こじらせイケメン葉澄くんの愛が重い!
○夜。自宅で入浴中の潤。湯船で盛大なくしゃみをしてしまう。
潤「ふぇっくしょい!!!」
潤「気のせいかな、なんか悪寒が……」
潤「……しっかり温まろ」
湯船に沈みながらぶくぶく。蒼に告白されたことを思い出してしまう。
好きだよと言ってくれたこと、抱きしめられたことを思い出して赤くなってしまう。
潤「いやいや、わたしは葉澄くんと付き合っているんだから!!!」
蒼にときめいていたりしちゃダメだ! と自分を叱責。
潤「(考えておいてって言われたけど)明日ちゃんと断らなきゃ」
お風呂でスマホをいじる潤。忙しい葉澄には連絡できず、葉澄が出演予定の映画の公式アカウントを見る。
=====
『放課後、君に恋をした』という少女漫画原作風の学園ラブストーリー。
女子高生のミカ(女優のあざみ凛々子・19歳)とヤンキー系男子トオル(ハーフタレントのアレン・23歳)の恋愛物で、葉澄は幼馴染の当て馬役。
=====
アップされているオフショット写真には、三人のショットも多くある。
人見知り全開で引き攣った顔をしている葉澄の姿に笑ってしまう潤。
潤「あ、動画」
ちょうど数分前に「一足先に見どころ紹介!」と称してPVがアップされていた。
何の気なしに開いた潤。
=====
※動画
「あんたなんか大っ嫌いなんだからぁ~!」と叫ぶ凛々子のシーン。(可愛い)
顎クイして「俺の事好きになって?」と迫っているアレンとのシーン。(かっこいい)
そして……。
葉澄『俺、ミカのことが好きだ』
凛々子の手を引っ張り、強引にキスしている葉澄のシーン。
=====
頭が真っ白になる潤。後の内容は入ってこない。
潤の母「潤~⁉ あんたいつまで入ってんの? のぼせるわよー!」
潤「あっ、うん!」
急いで上がる潤。冷蔵庫から水を出してごくごく。
ドライヤーを持って自分の部屋に向かう。いつもの潤のルーティーン。
髪を乾かしながらぼんやりしてしまう。
潤(葉澄くんは芸能人。仕事でキスだってする)
潤(こんなこと気にしちゃダメだよね)
潤(『仕事』なんだから)
ぐちゃぐちゃになる気持ち。
鏡の中に映っている潤の頭もぐちゃぐちゃで切ない表情をしている。
蒼が言った『芸能人なんかより俺の方が潤ちゃんの側にいられるよ』という言葉を思い出してしまう。
潤(これから先も葉澄くんが仕事でキスするようなことがあったとしても)
潤(わたし、平気でいられるのかな……?)
ドライヤーを置きに部屋を出る潤。
机の上に置いたスマートフォンの画面は、先ほどまで潤が見ていたメッセージアプリ。
潤からの『明日の球技大会、頑張ろうね!』というメッセージが送られたのが16:10頃(葉澄が下校した後にすぐ送ったもの)。
未だに既読が付かず、芸能活動で忙しい葉澄と普通の女子高生である潤がすれ違っていることを示唆。
潤「ふぇっくしょい!!!」
潤「気のせいかな、なんか悪寒が……」
潤「……しっかり温まろ」
湯船に沈みながらぶくぶく。蒼に告白されたことを思い出してしまう。
好きだよと言ってくれたこと、抱きしめられたことを思い出して赤くなってしまう。
潤「いやいや、わたしは葉澄くんと付き合っているんだから!!!」
蒼にときめいていたりしちゃダメだ! と自分を叱責。
潤「(考えておいてって言われたけど)明日ちゃんと断らなきゃ」
お風呂でスマホをいじる潤。忙しい葉澄には連絡できず、葉澄が出演予定の映画の公式アカウントを見る。
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『放課後、君に恋をした』という少女漫画原作風の学園ラブストーリー。
女子高生のミカ(女優のあざみ凛々子・19歳)とヤンキー系男子トオル(ハーフタレントのアレン・23歳)の恋愛物で、葉澄は幼馴染の当て馬役。
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アップされているオフショット写真には、三人のショットも多くある。
人見知り全開で引き攣った顔をしている葉澄の姿に笑ってしまう潤。
潤「あ、動画」
ちょうど数分前に「一足先に見どころ紹介!」と称してPVがアップされていた。
何の気なしに開いた潤。
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※動画
「あんたなんか大っ嫌いなんだからぁ~!」と叫ぶ凛々子のシーン。(可愛い)
顎クイして「俺の事好きになって?」と迫っているアレンとのシーン。(かっこいい)
そして……。
葉澄『俺、ミカのことが好きだ』
凛々子の手を引っ張り、強引にキスしている葉澄のシーン。
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頭が真っ白になる潤。後の内容は入ってこない。
潤の母「潤~⁉ あんたいつまで入ってんの? のぼせるわよー!」
潤「あっ、うん!」
急いで上がる潤。冷蔵庫から水を出してごくごく。
ドライヤーを持って自分の部屋に向かう。いつもの潤のルーティーン。
髪を乾かしながらぼんやりしてしまう。
潤(葉澄くんは芸能人。仕事でキスだってする)
潤(こんなこと気にしちゃダメだよね)
潤(『仕事』なんだから)
ぐちゃぐちゃになる気持ち。
鏡の中に映っている潤の頭もぐちゃぐちゃで切ない表情をしている。
蒼が言った『芸能人なんかより俺の方が潤ちゃんの側にいられるよ』という言葉を思い出してしまう。
潤(これから先も葉澄くんが仕事でキスするようなことがあったとしても)
潤(わたし、平気でいられるのかな……?)
ドライヤーを置きに部屋を出る潤。
机の上に置いたスマートフォンの画面は、先ほどまで潤が見ていたメッセージアプリ。
潤からの『明日の球技大会、頑張ろうね!』というメッセージが送られたのが16:10頃(葉澄が下校した後にすぐ送ったもの)。
未だに既読が付かず、芸能活動で忙しい葉澄と普通の女子高生である潤がすれ違っていることを示唆。