こじらせイケメン葉澄くんの愛が重い!
〇数学の授業中。隣の葉澄を盗み見る潤。
真面目に授業を受けているが、葉澄の顔はつまらなさそう。
潤(そっか……。御門くんって誰にでもあんな感じなのか……)
自分だけが特別嫌われているわけではないと知り、良かったような……。
葉澄がクラスで孤立しているようにも見えるし……ともやもやする潤。
不意打ちで先生に当てられてしまう。
先生「じゃあ、問2の答えを佐々木」
潤「(ぎゃっ!)えーと、えーと……(この学校って授業の進みが早いんだよね……)」
慌てていると隣の席の葉澄が小声で「3X」と教えてくれる。
潤「さ、3Xです」
先生「正解。じゃ、次、問3を斎藤~」
潤はありがとうのサインを葉澄に出すが無視された。
授業後、めげずに声をかける。
潤「さっきはありがとね、御門くん」
葉澄「別に……」
潤「前の学校よりも授業ペース早くて……。へへ、ついていけるように予習頑張らなきゃ」
葉澄「…………」
潤が一人で喋っているような状態。
また馴れ馴れしくしすぎたかな、と心配になるが、
葉澄「いい参考書、知ってるよ」
潤「えっ」
葉澄「良かったら、明日持ってくる」
潤「え、ほ、本当? ありがとう!」
葉澄は無表情だが会話に応じてくれた。潤はようやく葉澄とコミュニケーションがとれてほっとする。
真面目に授業を受けているが、葉澄の顔はつまらなさそう。
潤(そっか……。御門くんって誰にでもあんな感じなのか……)
自分だけが特別嫌われているわけではないと知り、良かったような……。
葉澄がクラスで孤立しているようにも見えるし……ともやもやする潤。
不意打ちで先生に当てられてしまう。
先生「じゃあ、問2の答えを佐々木」
潤「(ぎゃっ!)えーと、えーと……(この学校って授業の進みが早いんだよね……)」
慌てていると隣の席の葉澄が小声で「3X」と教えてくれる。
潤「さ、3Xです」
先生「正解。じゃ、次、問3を斎藤~」
潤はありがとうのサインを葉澄に出すが無視された。
授業後、めげずに声をかける。
潤「さっきはありがとね、御門くん」
葉澄「別に……」
潤「前の学校よりも授業ペース早くて……。へへ、ついていけるように予習頑張らなきゃ」
葉澄「…………」
潤が一人で喋っているような状態。
また馴れ馴れしくしすぎたかな、と心配になるが、
葉澄「いい参考書、知ってるよ」
潤「えっ」
葉澄「良かったら、明日持ってくる」
潤「え、ほ、本当? ありがとう!」
葉澄は無表情だが会話に応じてくれた。潤はようやく葉澄とコミュニケーションがとれてほっとする。