こじらせイケメン葉澄くんの愛が重い!
第14話 葉澄くんと修学旅行
○修学旅行。京都着。
スタート地点はお任せします。(お寺でも旅館でも)
ちひろ「うわ~っ、京都~!」
クラスメイトはみんなわいわい。
潤は勇気を出して葉澄に声を掛けた。
潤「は、葉澄くん、あの……」
潤に声をかけられて、びくっとする葉澄。
だが、すぐに不機嫌そうな表情で、
葉澄「あ、うん。わかってる。せっかくの修学旅行だし、これまで通りに……だよね」
と言って苦笑。
そんな葉澄の態度に傷つき、胸がズキッと痛む潤。
潤(自分から別れようって言っておいて傷つくなんて……)
葉澄「俺、山田たちと回るから」
葉澄は離れていってしまう。
離れる二人の距離……。
見かねたちひろと彩香ががしっと潤を掴み、「山田ァ~、一緒に回ろ~」「人数多い方が楽しいよね」と乱入していく。
二人のおかげで潤と葉澄はばらばらにならずに済むものの、やっぱり気まずい。
潤(葉澄くん、出会ったばかりの頃みたい)
目も合わせてくれないことに凹む。
潤(馬鹿だなぁ、わたし。今さら葉澄くんのことがこんなに好きだって気づくなんて)
落ち込む潤の様子に見かねた葉澄が声を掛けようとするが……。
タイミング悪く観光客がどわーっとやって来る。外国人のバスツアーらしく、大勢の人がわらわら通過していくせいでもみくちゃに。「痛てっ」「うわぁ」「きゃっ」とちょっとバラバラになるグループの皆。
葉澄「潤?」
葉澄は潤がいなくなっていることに気づく。
スタート地点はお任せします。(お寺でも旅館でも)
ちひろ「うわ~っ、京都~!」
クラスメイトはみんなわいわい。
潤は勇気を出して葉澄に声を掛けた。
潤「は、葉澄くん、あの……」
潤に声をかけられて、びくっとする葉澄。
だが、すぐに不機嫌そうな表情で、
葉澄「あ、うん。わかってる。せっかくの修学旅行だし、これまで通りに……だよね」
と言って苦笑。
そんな葉澄の態度に傷つき、胸がズキッと痛む潤。
潤(自分から別れようって言っておいて傷つくなんて……)
葉澄「俺、山田たちと回るから」
葉澄は離れていってしまう。
離れる二人の距離……。
見かねたちひろと彩香ががしっと潤を掴み、「山田ァ~、一緒に回ろ~」「人数多い方が楽しいよね」と乱入していく。
二人のおかげで潤と葉澄はばらばらにならずに済むものの、やっぱり気まずい。
潤(葉澄くん、出会ったばかりの頃みたい)
目も合わせてくれないことに凹む。
潤(馬鹿だなぁ、わたし。今さら葉澄くんのことがこんなに好きだって気づくなんて)
落ち込む潤の様子に見かねた葉澄が声を掛けようとするが……。
タイミング悪く観光客がどわーっとやって来る。外国人のバスツアーらしく、大勢の人がわらわら通過していくせいでもみくちゃに。「痛てっ」「うわぁ」「きゃっ」とちょっとバラバラになるグループの皆。
葉澄「潤?」
葉澄は潤がいなくなっていることに気づく。