こじらせイケメン葉澄くんの愛が重い!
○月日は流れて春。桜が舞う中、再び東京に戻ってきた潤。
春からは女子大生になるため、お団子ヘアも下ろし髪にして全体的に大人っぽい印象。
またこの街に戻ってきたんだな……という感慨も束の間で、潤はスマホと駅の看板を見比べながら迷子になっていた。
潤「あれ? おかしいな、こっちのはずなのに」
久しぶりの東京で浦島太郎気分。
スマホを開け、誰かに(葉澄に)メッセージを送る。
潤「間違えて2番出口の方に向かっちゃった…。ごめん、待ってて」
きょろきょろしながら来た道を引き返そうとした潤だが、向かいから歩いてきた男性の姿に目を奪われる。サングラス or 眼鏡、マスクをして変装しており、素顔は良く見えないが、潤にはすぐにわかる。
潤「……葉澄くん?」
葉澄「……よくわかったね? 一応変装してるんだけど」
潤「わかるよ」
葉澄「俺も、潤のこと、すぐにわかったよ」
ふふふと笑った二人は手を繋いで歩き出す。
春からは女子大生になるため、お団子ヘアも下ろし髪にして全体的に大人っぽい印象。
またこの街に戻ってきたんだな……という感慨も束の間で、潤はスマホと駅の看板を見比べながら迷子になっていた。
潤「あれ? おかしいな、こっちのはずなのに」
久しぶりの東京で浦島太郎気分。
スマホを開け、誰かに(葉澄に)メッセージを送る。
潤「間違えて2番出口の方に向かっちゃった…。ごめん、待ってて」
きょろきょろしながら来た道を引き返そうとした潤だが、向かいから歩いてきた男性の姿に目を奪われる。サングラス or 眼鏡、マスクをして変装しており、素顔は良く見えないが、潤にはすぐにわかる。
潤「……葉澄くん?」
葉澄「……よくわかったね? 一応変装してるんだけど」
潤「わかるよ」
葉澄「俺も、潤のこと、すぐにわかったよ」
ふふふと笑った二人は手を繋いで歩き出す。