† of Sword~剣の粛正
フレームの手触り、色合い、そして耳にかけた時の重さや、フィット感。
すべてが、変わらない。私は変わってしまったというのに。
そしてメガネをかけた世界は、
「どうだい?」
「!!」
変わっていた。
景色に変化はない。
ただ、彼の姿がなくなっていた。
なにも言わずに驚いていると、彼の声が笑う。
、、、
「やはり、見えているね。†を理解するということは、世界の真実を見ることに等しい。真実を理解する者の前では、嘘は瓦解するしかない。今僕は、君以外には見えない。僕の姿が見えないことは、嘘さ。だからほら」
メガネをス、と取られた。彼が現れる。
「メガネをはずせば、君の眼は真実を見てしまう。つまり、見えないっていう嘘を見破る。メガネに施した式っていうのは、こういうこと。世界の嘘を見せてくれる。いや、真実を隠してくれるといったほうが、正しいかな」
すべてが、変わらない。私は変わってしまったというのに。
そしてメガネをかけた世界は、
「どうだい?」
「!!」
変わっていた。
景色に変化はない。
ただ、彼の姿がなくなっていた。
なにも言わずに驚いていると、彼の声が笑う。
、、、
「やはり、見えているね。†を理解するということは、世界の真実を見ることに等しい。真実を理解する者の前では、嘘は瓦解するしかない。今僕は、君以外には見えない。僕の姿が見えないことは、嘘さ。だからほら」
メガネをス、と取られた。彼が現れる。
「メガネをはずせば、君の眼は真実を見てしまう。つまり、見えないっていう嘘を見破る。メガネに施した式っていうのは、こういうこと。世界の嘘を見せてくれる。いや、真実を隠してくれるといったほうが、正しいかな」