転生公爵令嬢のイチオシ!
6
「芽衣!しっかりして!」
控え室に連れて行ってくれた。
これが控え室なの?っていう豪華なお部屋だけど、もはやどうでもいい。
誰もいなかったからちょっと?芽衣でいさせてくださいー。
ソファーでぐったりする。
「ストライブ様の押しが凄いわねぇ。見てる方が恥ずかしいわぁ」
頬に手を添えて早苗様が感心している。
「これはもう逃げられないわよ。このまま婚約、そして結婚コースね」
里英ちゃんは恐ろしいことを言う。
「……レイ様の攻撃力が、キラキラ度が、エスコートが、色気が、笑顔が、言葉が甘いーーー」
涙目で訴える。
「レイ様?」
「名前で呼んで欲しいって」
「いつの間に付き会い始めたの?」
「付き合ってませんが…」
「今日の様子を見てると初々しい恋人同士みたいだったわよ」
里英ちゃんがまたとんでもないことを言う。
「え…」
「ストライブ様、外堀からガッチリと固めたわね」
早苗様…そうなんですか?
「これだけの人が見ているからねぇ。とにかく、あと少しだから頑張って!芽衣!」
「…はい」
元イチオシ社の女神様達からのエールをいただきました。
「ドレスのうしろも直しましたよ」
「田口さん、ありがとうございます」
ソファーでぐったりしていたから、早苗様が綺麗に整えてくれた。
「芽衣が好きな可愛らしいドレスね。よく似合っているわ」
里英ちゃんがまじまじとドレスを見ている。
「そうなの!好み過ぎて届いた時にびっくりしちゃったわ!見て!このリボンも可愛いよね!」
嬉しくてクルリと回りドレスを見てもらう。
「ストライブ様、芽衣のことをよく見ているんですね」
「フフッ。そうね」
控え室にある鏡の前で嬉しそうにしている私をふたりも微笑みながら見ていた。
控え室に連れて行ってくれた。
これが控え室なの?っていう豪華なお部屋だけど、もはやどうでもいい。
誰もいなかったからちょっと?芽衣でいさせてくださいー。
ソファーでぐったりする。
「ストライブ様の押しが凄いわねぇ。見てる方が恥ずかしいわぁ」
頬に手を添えて早苗様が感心している。
「これはもう逃げられないわよ。このまま婚約、そして結婚コースね」
里英ちゃんは恐ろしいことを言う。
「……レイ様の攻撃力が、キラキラ度が、エスコートが、色気が、笑顔が、言葉が甘いーーー」
涙目で訴える。
「レイ様?」
「名前で呼んで欲しいって」
「いつの間に付き会い始めたの?」
「付き合ってませんが…」
「今日の様子を見てると初々しい恋人同士みたいだったわよ」
里英ちゃんがまたとんでもないことを言う。
「え…」
「ストライブ様、外堀からガッチリと固めたわね」
早苗様…そうなんですか?
「これだけの人が見ているからねぇ。とにかく、あと少しだから頑張って!芽衣!」
「…はい」
元イチオシ社の女神様達からのエールをいただきました。
「ドレスのうしろも直しましたよ」
「田口さん、ありがとうございます」
ソファーでぐったりしていたから、早苗様が綺麗に整えてくれた。
「芽衣が好きな可愛らしいドレスね。よく似合っているわ」
里英ちゃんがまじまじとドレスを見ている。
「そうなの!好み過ぎて届いた時にびっくりしちゃったわ!見て!このリボンも可愛いよね!」
嬉しくてクルリと回りドレスを見てもらう。
「ストライブ様、芽衣のことをよく見ているんですね」
「フフッ。そうね」
控え室にある鏡の前で嬉しそうにしている私をふたりも微笑みながら見ていた。