転生公爵令嬢のイチオシ!
お姫様を救え!
1
コンテストに出場することを里英ちゃんと早苗様に伝えた。
「それは大変ね。こちらは気にしないでいいですよ」
「そうよ!ストライブ様とメリアーナ様のおかげで賑わったわ!マクラナ伯爵家にも学園と契約した以外の注文がたくさん入りそうよ!」
学園とは契約済みなんだ。
今回の学園祭は里英ちゃんの商才が冴え渡っているわね。
「片付けは明日の予定ですし、もう少しでこちらは終わりですのであとは大丈夫ですよ」
学園祭のイベントに関しては特に他人事ではないふたり。
ぜひ協力しなきゃ!と言ってくれた。
コンテストは講堂Aで開催されるらしい。
講堂Aの控え室へ向かいながら、急に出場する不安が募る。
メリアーナの人見知りは以前よりはマシになったが、まだまだだ。
大丈夫かな…?
「レイ様…緊張しますね」
「ごめんねメリアーナ。カタリナ様には昔からお世話になっているから断りきれなかったんだ」
ヴァリテ家とは昔から家族ぐるみで付き合いがあるそうだ。
3人は幼馴染みらしい。
「いいえ。レイ様のお知り合いですもの。私も力になれることがあれば、嬉しい…です」
あれ?なんか最後におかしなことを!
頬を片手で押さえて俯く。
「ありがとう」
レイ様は嬉しそうに微笑みながら私の手を繋いだ。
レイ様の笑顔で不安が少し和らぐ。
きっと大丈夫よね。勇気が湧いてきた!
「それは大変ね。こちらは気にしないでいいですよ」
「そうよ!ストライブ様とメリアーナ様のおかげで賑わったわ!マクラナ伯爵家にも学園と契約した以外の注文がたくさん入りそうよ!」
学園とは契約済みなんだ。
今回の学園祭は里英ちゃんの商才が冴え渡っているわね。
「片付けは明日の予定ですし、もう少しでこちらは終わりですのであとは大丈夫ですよ」
学園祭のイベントに関しては特に他人事ではないふたり。
ぜひ協力しなきゃ!と言ってくれた。
コンテストは講堂Aで開催されるらしい。
講堂Aの控え室へ向かいながら、急に出場する不安が募る。
メリアーナの人見知りは以前よりはマシになったが、まだまだだ。
大丈夫かな…?
「レイ様…緊張しますね」
「ごめんねメリアーナ。カタリナ様には昔からお世話になっているから断りきれなかったんだ」
ヴァリテ家とは昔から家族ぐるみで付き合いがあるそうだ。
3人は幼馴染みらしい。
「いいえ。レイ様のお知り合いですもの。私も力になれることがあれば、嬉しい…です」
あれ?なんか最後におかしなことを!
頬を片手で押さえて俯く。
「ありがとう」
レイ様は嬉しそうに微笑みながら私の手を繋いだ。
レイ様の笑顔で不安が少し和らぐ。
きっと大丈夫よね。勇気が湧いてきた!