転生公爵令嬢のイチオシ!
学園のお花の温室にレイ様と向かった。
久しぶりにこのベンチにふたりで座る。
「学園祭のゲームや問題で転生者だと分かったけど、横山さんと田口さんだったとはね」
「私も最初はとても驚きました」
「元同じ職場にいた宮本玲でもあるレイが必死にメリアーナを口説いているのを見られていたとは恥ずかしいよ」
困ったふうに微笑み恥ずかしそうなレイ様。
「今度お茶会に招待したいと言っていました。積もる話があると」
私もニコリと微笑みふたりのことを伝える。
「そうだね。昔の話もしたいね」
「レイ様、大福とても美味しかったです。ありがとうございました」
「小豆が違うからイチオシ堂の大福と全く同じではないんだけどね。芽衣ちゃんに食べてもらいたかった」
「…本当に、本当に嬉しいです」
また涙が流れて止まらなくて…。
愛しい気持ちも溢れてくる。
レイ様が優しく抱きしめてくれた。
「ね、レイって呼んで欲しいな」
私の好きな可愛い微笑みでおねだりだけど、最近はちょっと大人びた表情も多くなった。
その新たな魅力に私はまたドキドキしている。
「ね、呼んで?メリィ」
「……レイ」
レイ様と宮本専務の顔が浮かぶ!
恥ずかしい!!
レイ様の胸に顔を寄せて隠す。
「メリィ、ありがとう。これから先もずっと一緒にいよう。永遠に愛しているよ」
「はい。私もです」
レイ様の綺麗な瞳と見つめ合い、ふたりで微笑む。
そしてレイ様の顔が近づいて…。
そっと、キスをしてくれた。
これから先もずっと、ずっと…ふたり一緒に……。
終わり
久しぶりにこのベンチにふたりで座る。
「学園祭のゲームや問題で転生者だと分かったけど、横山さんと田口さんだったとはね」
「私も最初はとても驚きました」
「元同じ職場にいた宮本玲でもあるレイが必死にメリアーナを口説いているのを見られていたとは恥ずかしいよ」
困ったふうに微笑み恥ずかしそうなレイ様。
「今度お茶会に招待したいと言っていました。積もる話があると」
私もニコリと微笑みふたりのことを伝える。
「そうだね。昔の話もしたいね」
「レイ様、大福とても美味しかったです。ありがとうございました」
「小豆が違うからイチオシ堂の大福と全く同じではないんだけどね。芽衣ちゃんに食べてもらいたかった」
「…本当に、本当に嬉しいです」
また涙が流れて止まらなくて…。
愛しい気持ちも溢れてくる。
レイ様が優しく抱きしめてくれた。
「ね、レイって呼んで欲しいな」
私の好きな可愛い微笑みでおねだりだけど、最近はちょっと大人びた表情も多くなった。
その新たな魅力に私はまたドキドキしている。
「ね、呼んで?メリィ」
「……レイ」
レイ様と宮本専務の顔が浮かぶ!
恥ずかしい!!
レイ様の胸に顔を寄せて隠す。
「メリィ、ありがとう。これから先もずっと一緒にいよう。永遠に愛しているよ」
「はい。私もです」
レイ様の綺麗な瞳と見つめ合い、ふたりで微笑む。
そしてレイ様の顔が近づいて…。
そっと、キスをしてくれた。
これから先もずっと、ずっと…ふたり一緒に……。
終わり