転生公爵令嬢のイチオシ!
.元イチオシ社達のお茶会
今日は我が公爵家で恒例のお茶会がある。
「まあ!メリアーナお嬢様!とてもお似合いです!」
「本当?」
私は顔を赤く染めて鏡を見る。
選んだのは濃い紫色のドレス。
大人っぽい色だけどふんわりと重なったチュールとお花の飾りがあり、シックにはなりすぎず、可愛らしいドレスだ。
コンコン
「お嬢様、レイ様がご到着です」
「ありがとう」
私はまた鏡を見て確認する。
このドレスはレイ様からの贈り物だ。
前世から私を知っているレイ様は私が可愛いものが大好きなことも知っている。
パーティーの時のドレスも私の好みに合うようにしてくれていた。
鏡を見ながらレイ様を思い出してポーッとする。
「とても可愛いよ。似合っている」
レイ様がうしろからギュッと抱きしめてきた!
「レ、レイ様!」
ロジー達がいるのに!
「ごめんね。待ちきれなくて来ちゃったよ、メリィ」
私の頬にチュッとキスもして、腰に手を巻きつける!!
私を抱きしめて嬉しそうにしているレイ様と真っ赤な顔の私が鏡に映っている。
「レ、レイ様!そろそろ…」
慌てて少し離れようとする。
大好きなレイ様だからいいんだけど!
でも皆が見てるし!
ロジー達も顔を赤くして、こちらを見ないように顔を背けてくれている。
「レイって呼んでくれないの?」
逃がさないように抱きしめたまま聞いてくるレイ様。
耳元で声が!!
それに、レイ様の力強い腕にドキドキする!!
「そ、それはふたりの時にって!」
恥ずかしくて人前ではまだ無理だから、ふたりの時だけにお願いしたのに!
そんな顔しておねだりしても……おねだりしても……ッ!!
「レィ…」
小声でポツリと言ったけど聞こえていたみたい。
「ありがとう。嬉しい」
ギュッとまた抱きしめてくれた。
とても大切な宝物のように。
婚約者のレイ様は言葉もさらに甘く、愛情表現もとても甘くて、たまに刺激が強いほど強引で…。
私は毎日ドキドキしている。
本当にあの宮本専務なの?
「まあ!メリアーナお嬢様!とてもお似合いです!」
「本当?」
私は顔を赤く染めて鏡を見る。
選んだのは濃い紫色のドレス。
大人っぽい色だけどふんわりと重なったチュールとお花の飾りがあり、シックにはなりすぎず、可愛らしいドレスだ。
コンコン
「お嬢様、レイ様がご到着です」
「ありがとう」
私はまた鏡を見て確認する。
このドレスはレイ様からの贈り物だ。
前世から私を知っているレイ様は私が可愛いものが大好きなことも知っている。
パーティーの時のドレスも私の好みに合うようにしてくれていた。
鏡を見ながらレイ様を思い出してポーッとする。
「とても可愛いよ。似合っている」
レイ様がうしろからギュッと抱きしめてきた!
「レ、レイ様!」
ロジー達がいるのに!
「ごめんね。待ちきれなくて来ちゃったよ、メリィ」
私の頬にチュッとキスもして、腰に手を巻きつける!!
私を抱きしめて嬉しそうにしているレイ様と真っ赤な顔の私が鏡に映っている。
「レ、レイ様!そろそろ…」
慌てて少し離れようとする。
大好きなレイ様だからいいんだけど!
でも皆が見てるし!
ロジー達も顔を赤くして、こちらを見ないように顔を背けてくれている。
「レイって呼んでくれないの?」
逃がさないように抱きしめたまま聞いてくるレイ様。
耳元で声が!!
それに、レイ様の力強い腕にドキドキする!!
「そ、それはふたりの時にって!」
恥ずかしくて人前ではまだ無理だから、ふたりの時だけにお願いしたのに!
そんな顔しておねだりしても……おねだりしても……ッ!!
「レィ…」
小声でポツリと言ったけど聞こえていたみたい。
「ありがとう。嬉しい」
ギュッとまた抱きしめてくれた。
とても大切な宝物のように。
婚約者のレイ様は言葉もさらに甘く、愛情表現もとても甘くて、たまに刺激が強いほど強引で…。
私は毎日ドキドキしている。
本当にあの宮本専務なの?