【短】最強のあたしが3番目に強い男に恋をした
「嫌なら、逃げればいい。……“最強の不良”なら、俺の拘束も解けるだろう?」
「んんんっ、い、いえ、私は最強でも、不良でもなくっ!」
迂闊に逃げられない!
胸に当てた手に力を込めれば押し返せるのに、風吹が逃げ道を断つせいで、ぎゅっと目を瞑ってキスを受け入れるしかない。
「この程度じゃ言う気がないのか……それとも、俺にキスされたくて黙ってるのか?」
「ちっ、ちがっ……!! ほ、ほんとに、抵抗する力がないんですっ!」
真っ赤になって弁解すると、風吹は青空の下で「ふぅん?」と目を細めた。
とんでもない量の色気をダダ漏れにさせて、耳元に口を寄せる姿に嫌な予感がしても、もう遅い。
「……明日も、ここで」
「ひゃっ……あ、明日もっ!?」
「んんんっ、い、いえ、私は最強でも、不良でもなくっ!」
迂闊に逃げられない!
胸に当てた手に力を込めれば押し返せるのに、風吹が逃げ道を断つせいで、ぎゅっと目を瞑ってキスを受け入れるしかない。
「この程度じゃ言う気がないのか……それとも、俺にキスされたくて黙ってるのか?」
「ちっ、ちがっ……!! ほ、ほんとに、抵抗する力がないんですっ!」
真っ赤になって弁解すると、風吹は青空の下で「ふぅん?」と目を細めた。
とんでもない量の色気をダダ漏れにさせて、耳元に口を寄せる姿に嫌な予感がしても、もう遅い。
「……明日も、ここで」
「ひゃっ……あ、明日もっ!?」