【短】最強のあたしが3番目に強い男に恋をした
「……朝音のことも、今まで通り応援してやってくれ」


「当たり前だ!」




兄妹にそれぞれをプッシュされて、こくこくと何度も頷く。

そんなあたしを隣から見て、風吹は視線を和らげた。

……というか、甘さを混ぜた。


あたしの男がかっこいい……!




「お兄ちゃん。幸せになってね」


「……あぁ」




家族を思う朝音ちゃんの言葉に、風吹はあたしの肩を抱いて応える。



最強のあたしが、3番目に強い男に恋をした。

その結末は……ハッピーエンド、一択だ!




[終]

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