スウィ−トキャラメル



「みりあ〜何飲みたい?」



「いちごみるく…」



「どーした?元気ない?」





元気ない訳じゃない!





恥ずかしいんだってば〜












「…可知、あたし達仲悪かったじゃん?」


「は?まぁ〜そうだけど俺は好きだったからからかってた部分もあるんだけどね」



「えぇッッ?!そぉだったの!?ってか、いつからあたしのこと好きだったの?」



「さぁ−な」



「何それ…」



「みりあは、俺の事意識したの最近だろ?」






そんなこと、恥ずかしくて言えるわけないじゃない〜!





あたしは黙っていた。




「言えないの〜?」


ニヤッてしてあたしの顔を覗き込んでくる。












顔……!


顔近いってば〜!!!





あたしはいっきに茹ダコになってしまった。



「言ってくれんの?」




「………恥ずかしいもん」




俯いて、小さい声で言った。












「みりあ」



「ん?」



顔をあげた瞬間




可知の唇が



あたしの唇に重なった。






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