スウィ−トキャラメル
「お邪魔しました−」
外はもぉ真っ暗。
10時過ぎてる。
あたしは3人で駅まで行こうとした。
「みりあ、ちょっと残って」
「え?でも明日学校だよ〜」
「すぐ終わるから」
「じゃあみりあ明日学校でね」
「あッッ待って!ふみちゃん!」
「みりあ、俺送ってくから」
「早くしてね?」
あたしはまた部屋に入った。
なんだろぉなぁ??
「可知なぁに?」
ソファーに座ってくつろいでいる可知に問い掛けた。
「なぁみりあ。こっちきて?」
「なっ何で?」
可知は腕を広げて、こっちこっちってやってる。
もぉ〜〜!
恥ずかしいってばぁ!
「むっ、無理だよ」
あたしは立ち上がって可知から離れた。
「えいッッ」
「キャッッ」
可知に腕を掴まれて腕に包まれた。
「はっ離してぇ〜!」
可知の腕の中でじたばたするあたし。
可知の顔をみると…
可知どうしたの…?
なんかせつない顔してる。
……………??