スウィ−トキャラメル



なにあれ………



なにあれ……………












なんか……めっちゃムカツク!!





何で?







「おいっ!」



いきなり後ろから腕を掴まれた。



「………可知」


「何いきなりいなくってるんだよ!…暗いし心配するだろ?!」



可知は息をきらして、あたしに怒鳴る。




心配してくれたんだ…。




「あたしがどこ行こうがあたしの勝手でしょ?」



また可愛くない……あたし。


せっかく心配してくれてたのに。




「っんと、可愛いくないな〜」



「……あたしのとこに来てよかったの?」


「…あぁ、いいよ。」


「…だれ?」








「ん〜…元カノ」




やっぱり。



そんな気がした。





「そっか。綺麗な人だね」


「一個下だぜ」







あんなに綺麗な子が…?




あたしより、大人びてるのに。












「ふぅん。あたしには関係ないや〜」




動揺してるのがばれないように、平静を装った。




「ヤキモチ妬いてるんじゃない?」




「違うってば!」



あたしは、怒鳴ってしまった。






……やば…。



どおしよう。

謝らないと………



「……もーいい。」






え………?




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