スウィ−トキャラメル



負けられないッッ!


「ごめんね?可知と話があるんだ」




あたしは言葉をはさんだ。



そしたら元カノは下を俯いてもじもじしながら言った。



「……実は…あの事で」






あの事…?なにそれ?






「……悪い、みりあ。放課後でいい?」












え…?






あたしより、そのこ優先なの…?












何それ………













「うん。あたしはいつでもいいよ。」



あたしは二人から離れた。












だってあのままじゃあ…














きっと涙出ちゃってたから……













ひどいよ。


可知。






< 78 / 137 >

この作品をシェア

pagetop