スウィ−トキャラメル
「好きだよ?悪い?」
俺は耳を疑った。
俺の聞き間違い…?
いや、はっきりみりあの声で言っていた。
俺の心拍数はさらに上がり、それとともに嬉しい気持ちでいっぱいになってしまった。
みりあ…
いつから俺を好きでいてくれたの…?
俺は自分の事で舞い上がっていて、そのあとの2人の話なんて聞いてなかった。
「調子のってんじゃねーよ!」
いきなり桃香の怒った声が聞こえた。
やばいッッ!
俺はとっさにみりあの前に出た。
危機一髪で桃香の手をとめた俺。
「いい加減にしろ」
みりあに手出してみろ
俺が一生許さない
みりあは俺が
守るからな?