スウィ−トキャラメル



「好きだよ?悪い?」

























俺は耳を疑った。














俺の聞き間違い…?












いや、はっきりみりあの声で言っていた。















俺の心拍数はさらに上がり、それとともに嬉しい気持ちでいっぱいになってしまった。














みりあ…



いつから俺を好きでいてくれたの…?












俺は自分の事で舞い上がっていて、そのあとの2人の話なんて聞いてなかった。












「調子のってんじゃねーよ!」





いきなり桃香の怒った声が聞こえた。













やばいッッ!

















俺はとっさにみりあの前に出た。














危機一髪で桃香の手をとめた俺。













「いい加減にしろ」




みりあに手出してみろ












俺が一生許さない















みりあは俺が













守るからな?







< 98 / 137 >

この作品をシェア

pagetop