エリート航海士と結婚したら、溺愛されて愛の証を授かりました。
『……え、結婚? 花埜ちゃんが?』
私が結婚報告のために電話した時、母からでた言葉はこれだった。まるで私が自力じゃ結婚できないと言われているみたいだ。
中々信じてもらえなかったので交久瀬さんに電話を変わると実在する相手だとわかったのか信じてもらえて、数日後の私の休みの日に実家に行って保証人の欄に記入してもらうことができた。
そして、交久瀬さんのお母様に挨拶をすると大歓迎されてそのまま役場に行き婚姻届を提出した。