ヴァンパイアに魅せられて〜絆〜
「・・・答えてはくれないんだな」
さびしそうなリュートの視線が私の罪悪感を駆り立てる。
「私は・・・」
「動くな!」
『リュートが大事だよ』そう言うはずだった。
そんな私の声をリュートは遮る。
気がついた時には彼の腕の中。
「さすがですね。王子様」
そこに立っていたのは昨日の山賊。
「チィ・・・」
リュートは軽く舌打ちをして私を抱き寄せる手に力を入れる。
さびしそうなリュートの視線が私の罪悪感を駆り立てる。
「私は・・・」
「動くな!」
『リュートが大事だよ』そう言うはずだった。
そんな私の声をリュートは遮る。
気がついた時には彼の腕の中。
「さすがですね。王子様」
そこに立っていたのは昨日の山賊。
「チィ・・・」
リュートは軽く舌打ちをして私を抱き寄せる手に力を入れる。