ヴァンパイアに魅せられて〜絆〜
「リュート、小屋まで競争ね」


彼の手を振り払い走り出す。


「・・・おい、ちょっと、待て」


慌てる彼を振り切って走る。


「・・・・はぁ、はぁ、はぁ、私の勝ち」


小屋のドアを勢い良くあける。


「・・・ごめんなさい」


先客がいる可能性を全く考慮していなかった。
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