ダイエット中だけど甘い恋を食べてもいいですか?
勇吾君の彼女、文香さんと会う日がやってきた。
でも堂々としていればいいだけ。
別になんてことない筈・・・と自分を落ち着かせる。
それに響さんだって付いていてくれる。
土曜日の昼下がり、パンケーキが美味しいと評判の喫茶店で、私と勇吾君は向かい合って座っていた。
勇吾君には、澤乃井響さんという彼氏が同席してくれる旨を伝えてある。
でも先ほど響さんからラインが届き、仕事で少し遅れるとの連絡があった。
勇吾君が腕組みをして私に言った。
「その澤乃井って男、本当に来るのか?メイメイ、お前、騙されてるんじゃないか?」
「馬鹿なこと言わないで。ひ・・・澤乃井さんは誠実でいい人なんだから。きっと仕事が忙しいのよ。澤乃井さん、仕事熱心だから。」
「なんの仕事してるんだよ。」
「・・・えーと。」
そういえば、響さんの仕事について、また聞くのを忘れていた。
「なんだよ。彼氏の仕事内容も知らないのか?」
「・・・・・・。」
何にも言い返せない自分が情けなかった。
「・・・そういう勇吾君だって・・・文香さん、来ないけど大丈夫?もう待ち合わせ時間を15分も過ぎてるけど。」
「うーん。文香さん、いつも時間に遅れるんだよな。身支度に時間がかかるって言ってたけど。」
でも堂々としていればいいだけ。
別になんてことない筈・・・と自分を落ち着かせる。
それに響さんだって付いていてくれる。
土曜日の昼下がり、パンケーキが美味しいと評判の喫茶店で、私と勇吾君は向かい合って座っていた。
勇吾君には、澤乃井響さんという彼氏が同席してくれる旨を伝えてある。
でも先ほど響さんからラインが届き、仕事で少し遅れるとの連絡があった。
勇吾君が腕組みをして私に言った。
「その澤乃井って男、本当に来るのか?メイメイ、お前、騙されてるんじゃないか?」
「馬鹿なこと言わないで。ひ・・・澤乃井さんは誠実でいい人なんだから。きっと仕事が忙しいのよ。澤乃井さん、仕事熱心だから。」
「なんの仕事してるんだよ。」
「・・・えーと。」
そういえば、響さんの仕事について、また聞くのを忘れていた。
「なんだよ。彼氏の仕事内容も知らないのか?」
「・・・・・・。」
何にも言い返せない自分が情けなかった。
「・・・そういう勇吾君だって・・・文香さん、来ないけど大丈夫?もう待ち合わせ時間を15分も過ぎてるけど。」
「うーん。文香さん、いつも時間に遅れるんだよな。身支度に時間がかかるって言ってたけど。」