となりの席の読めない羽生くん
「てゆーか…ちょっとかっこよくない?」
茅乃が言った。
「え!?」
「羽生くんて背高いし、意外といい身体してるね。」
「は?」
「あのメガネと髪型が陰キャっぽいけどさ〜、この仕切りのうまさ、ヤバ…」
茅乃の目が羽生を捕らえて離さなくなっている。
「羽生くん、何か手伝うことある?」
他の女子が羽生に話しかける。
「あーじゃあ切った野菜、皿に盛ってくれる?」
「羽生くん、他には?」
次々とクラスメイト、とくに女子が羽生の周りにやってくる。
いつの間にか茅乃も混ざっている。
「とりあえず、あとは肉食べられるとこまで俺がやるから、みんなテキトーに遊んでて。」
「え〜!焼くとこ見ててもいい?」
女子が離れようとしない。
「別にいいけど、おもしろいものでもないよ?」
(なんか…なんか…羽生くんて…女子と話し慣れてない?)
遠目に様子を見ていた葉月は、羽生の態度がいつもと違うことに驚いていた。
茅乃が言った。
「え!?」
「羽生くんて背高いし、意外といい身体してるね。」
「は?」
「あのメガネと髪型が陰キャっぽいけどさ〜、この仕切りのうまさ、ヤバ…」
茅乃の目が羽生を捕らえて離さなくなっている。
「羽生くん、何か手伝うことある?」
他の女子が羽生に話しかける。
「あーじゃあ切った野菜、皿に盛ってくれる?」
「羽生くん、他には?」
次々とクラスメイト、とくに女子が羽生の周りにやってくる。
いつの間にか茅乃も混ざっている。
「とりあえず、あとは肉食べられるとこまで俺がやるから、みんなテキトーに遊んでて。」
「え〜!焼くとこ見ててもいい?」
女子が離れようとしない。
「別にいいけど、おもしろいものでもないよ?」
(なんか…なんか…羽生くんて…女子と話し慣れてない?)
遠目に様子を見ていた葉月は、羽生の態度がいつもと違うことに驚いていた。