だから嫌いなんだよ。

5


この男の看病のおかげなのかは知らないが翌朝には熱が下がっていた。
ちなみにこの男は寒いだろうけどベットの近くで丸まって寝ていた。

「あの、快斗さん会社…」

「雅ちゃん……おはよ………
良くなった?よかった」

とニコニコしだす。なんかもう気味が悪い。

「会社行ってください
看病してくれたのは感謝してますけど、何もかもやってもらうのは……」

「俺がしたいからしてたんだよ…
あと今日休んじゃった。雅ちゃんの看病したかった」

「別に彼氏でもないしそこまでする必要は無いんですよ。」

と言うと首を横にふり拒否し始めた。

「どうしたら彼氏にしてくれる?
そういえばちゃんと告白してなかったね。

雅ちゃんずっと前から好きでした。付き合ってもらいたいです。」

もちろんそれに対する私のこたえはNOだ。

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