犯人が与えてくれたもの
私はC地点と呼ばれる、バックヤード付近に向かったが、凄い光景を見た。店員の1人が破水を起こしていて危険な状態だった。しかもその横には、爆弾と思われる不審物があった。時限式爆弾だと考えられ、残り10分だ。もはや防カメ班に状況報告できないこの最中、対処は困難だった。
そうしてまもなく、15分が経過することに気がついた。私は急いでAブロックに戻り、控え室に女性を拘束した。
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